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オレンジリボン運動の目的と歴史

更新日:2024年10月16日


突然ですが、皆さん“オレンジリボン運動”をご存知ですか?


リボンマークといえば、乳がん啓発を目的とした“ピンクリボン”、HIV啓発の“レッドリボン”などを思い浮かべる方も多いかもしれません。


こうしたリボンマークを活用する運動は数多くあるのですが、その中の1つがオレンジリボン運動で、児童虐待をなくすことを目的に活動しています。


今回の記事では、この運動の目的と背景について解説していきます。


オレンジリボン運動の目的

オレンジリボン運動は、上述の通り「児童虐待防止」を目的とした啓発活動です。


毎年11月の児童虐待防止推進月間には、こども家庭庁が主導する形で、「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」など様々な広報・啓発活動が行われています。


オレンジリボン運動の背景

オレンジリボン運動の始まりには、悲しい事件があります。


2004年、栃木県小山市で3歳と4歳の兄弟が大人から度重なる暴行を受け、命を落とすという悲惨な事件がありました。


兄弟が亡くなるまでに何度か警察や大人の介入があったものの、幼い命を守り切ることができなかったのです。


このような痛ましい事件が二度と起こらないようにと、地元の市民団体が「子供の虐待防止」を掲げて始めた活動がオレンジリボン運動の始まりです。


オレンジリボンの草の根活動は全国に広がっていき、今ではNPO法人児童虐待防止全国ネットワークを窓口とした啓発活動に発展しています。


オレンジリボンマークの由来

オレンジリボンの明るいビタミンカラーは、子供の明るい未来への願いの象徴として選ばれました。


明るく前向きな気持ちになると共に、心が温かくなる色でもあります。


オレンジ色のリボンがあれば、オレンジリボンの自作も簡単!洋服やバッグに付けるなど、オレンジリボン運動の啓発は個人でも気軽に始められます。


日本の児童虐待件数をご存知ですか?

こども家庭庁の最新の発表によると、令和4年度の児童虐待相談件数は20万件を超えたそうです。


相談内容としてはネグレクトなどの精神的虐待が最も多く、次いで身体虐待となっています。


数字に表れていない児童虐待の存在を考えると、日本の児童虐待件数はさらに多いと予想できます。


声にならない子供たちのヘルプに、私たち大人はもっと敏感にならなくてはいけません。


絵本プロジェクトにできること

私たちは、絵本プロジェクトを通して「子供たちがよりよく暮らせる社会」を目指しています。


絵本というモノが持つ「子供の心を動かす力」「対話を生む力」「大人とのコミュニケーションを生む力」を使って、このオレンジリボン運動の一助になる方法を模索しているのです。

児童虐待という大きな課題に対し、1冊の絵本にできることは限られているかもしれません。


それでも、絵本をきっかけに出会った人の輪を繋いでいくことで、オレンジリボン運動の更なる盛り上がりと児童虐待啓発・防止に貢献していく歩みを続けていきたいと考えています。


※オレンジリボン運動についての記事を不定期連載していきます。SNS等でシェアしていただけると嬉しいです!

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